Factory Yarn " and more! "について

4月17日より発売開始したFactory Yarn " and more! " 

Factory Yarnとは工業糸のことで、工業糸とはもともと機械編み用に作られた糸になります。KOGANEを運営している小金毛織㈱も主に工業糸を製造・販売しています。

工業糸は手芸糸のように、販売時点で風合いが分かる糸とは異なり、糸の製造過程で品質安定や作業効率を高める為に用いる水溶性の油(ヘアオイルに似たもの)が残っています。そのため、作品の完成後に素材本来の風合いを引き出す“縮絨”と呼ばれる作業で素材本来の風合いを引き出します。

編んだあとにも工程があって作品の完成までに手間がかかる糸ですが、そのひと手間が編んだ作品により愛着を持つことができると思います。そんな" and more! "のラインナップを紹介していきます。

 

 

- Cotton x Silk -

小金毛織㈱が作る、世界でも珍しい" コットン100% "の紡毛紡績糸を使用しています。

厳重な湿度管理と特殊製法で作られたこの糸は、通常の綿糸よりも空気を多く含んでいるので軽くふんわりしているのに加え、どこか懐かしさを覚えるような見え感と優しい風合いです。

単体でもユニークな糸ではありますが、今回はそこに" シルク "を撚り合わせました。

シルクは紬糸(ちゅうし)という、絹紡糸(けんぼうし)を作る際に発生する落ちわたを利用して糸にしたものを使用しています。光沢のあるシルクをとは違い肌なじみが良く、ふんわりとしているのが特徴で、コットンと相性が良いのでミックスすることを決めました。

シルクが持つ優れた吸放湿性は夏のニットでもさらっとしてくれることでしょう。

カラーは春夏シーズンをイメージした6色展開になります。


シルクの原料由来のネップがアクセントになってくれます。
中にはカラフルなネップが入ったものも!

 

 

- Cotton x Cotton -

こちらの糸も" コットン100% "の紡毛紡績糸を使用しています。

- Cotton x Cotton -のほうはコットンのファンシーヤーン" スラブ "を撚り合わせています。

スラブとは糸の太さが部分的に不規則で、太いところと細いところがランダムに現れるように紡績された装飾的な糸のことです。手紡ぎの糸のように、編地に独特の凹凸感や表情を加えてくれる役割があります。当然、コットン同士は相性が良いですし、ストレート糸ではない、一風変わった杢糸で編むとユニークな編地になってくれますよ。

こちらもカラーは春夏シーズンをイメージした6色展開になります。


人気の可愛いアンニュイカラー
同色も糸に表情があると見た目も楽しいです

 

 

まずは2つの" and more! "をご提案させていただきました。

どちらにも同じコットン糸を使用していますが、肌触りも表情もそれぞれに違いがある面白い糸です。春夏ものも編みたい編み物Loverの方々にKOGANEがご提案する春夏糸を編んで欲しい!という想いで作成したこちらの糸たち、ぜひお手に取ってみて欲しいです。

現在新たな" and more! "を企画中なので登場するときをお楽しみに!

” and more! ” シリーズは4月20日から順次発送していきますのでよろしくお願いいたします。ご注文いただいたかたには工業糸の縮絨ガイドを同封しています。

また、今後” and more! ” シリーズで編んだサンプルなども随時アップしていきますのでInstagramのフォローもよろしくお願いいたします!

 

それでは、

編み物のある、よい暮らしを。

 

Text : Mitsu

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